函館にいるからには一度は見ておきたい、巨大クリスマスツリー。
さすがに人目を引く時間に独りで行くのは気が引けるから、25日の朝2時に行ってみた。この時間なら人もいないだろうし、ツリーの写真撮影もゆっくりできるだろう。
昼間はまだまだ暖かい方だとはいえ、やはり真夜中は刺すように寒い。自転車のハンドルを握る手の感覚が奪われてゆく。
そうして走ること20分、かじかむ手の暖を取るのも忘れ、オレは目の前の光景に圧倒されるばかりだった。
「すごい…」
テレビでよく見かける巨大なクリスマスツリーの大きさにはよほど及ばないが、この自然さがいい。妙に規則的に並んだ電飾や、きれいな二等辺三角形のもみの木とは違う味がある。
来年は必ず、自分の大切な人と見に来るぞ、と心に誓ったクリスマスの朝であった。
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